ファイヤーウォール

毎月1日は福岡県内のすべての映画館でファン感謝デーが開催されております。
誰もがどの作品も1000円で見られる嬉しい日。
なので昨日はちょうどその日公開の映画「ファイヤーウォール」を観てきました。
主演はインディ・ジョーンズシリーズやエアフォースワンなどで有名なハリソン・フォードです。
彼が扮する主人公は銀行のセキュリティシステムを構築したセキュリティの専門家。
頑丈なシステムを作った彼は周囲からの信頼も厚く、愛する家族と満ち足りた充実な日々を送っていました。
しかし彼の周囲には、彼らの生活を監視している謎の男たちの影が・・・
やがて男たちは主人公の家族を人質に取ります。
解放の条件は「自ら作り上げたシステムに侵入し、顧客の持つ預金1億ドルをよこせ」
というとんでもないものでした。
敵の目をかいくぐり、何とかして周囲に助けを求めようとしても監視の目が厳しく、
反撃のチャンスすらつかめません。
この絶体絶命な状況で彼は愛する家族を取り戻すことが出来るのでしょうか・・・

個人情報の流出が相次ぐ昨今ですが、その世相を反映したタイムリーな映画でした。
映画なので多少の誇張表現はありますが、いとも簡単に個人情報が盗まれるという恐ろしさが伝わってきたと思います。
ただ、主人公がシステムに侵入するシーンは結構あっけないものでした・・・
最初にこの映画のあらすじを読んだときは、
マトリックスという映画みたいにコンピュータが何台も並んでいて、それらを駆使して次々に攻撃を仕掛けていくという光景を思い浮かべていたのですが、
そのようなサイバー攻撃を仕掛けるシーンが全く無かったのが残念でした。
そもそもファイヤーウォールという単語も劇中にほとんど出てこなかったような気が・・・
セキュリティシステムの技術的な面も見たかったですね。