安楽椅子探偵ON AIR 解決編

以前ここで、本格ミステリー推理番組
安楽椅子探偵ON AIR」という番組について書きました。
その「解決編」内容と自分の推理結果の正否について書こうと思います。

「解決編」が放送されたのはアメリカへ行く直前でした。
ちょうど朝一の飛行機に乗らなければならないということもあり、
がんばって徹夜して放送を見ました。

まずは解決編の前に1週目のあらすじが放送されました。
ハイライトということで当然放送するべきなのですが、
早く解決編を!とやきもきしながらあらすじが終わるのを待ちました。
そしていよいよ解決編です。
一体誰が謎を解くんだろう、と思っていたら・・・
ある人物がオカリナを吹いた途端、突然画面がピカーッと光り、
事件の関係者全員が何もない真っ白な空間に飛ばされたのです。
そこにいたのがマントを羽織り、銀の仮面をかぶった謎の男こと、
この事件を解決する安楽椅子探偵なのです!!
(番組ホームページにこの探偵の写真があります)
この探偵いわく、「この空間は純粋な推理空間であり、私の推理が終わるまでは誰も出ることは出来ない」
という、事件編のシリアスな展開から突然オカルトチックな物語になってしまいました。
謎解きの様子もコミカルであり、ちょっと本格ミステリーとは趣の異なる推理になっていたような気がしてちょっとがっかりでした。

で、自分の推理の正否ですが・・・
見事に外れました!!!!!
というか、事件の真相は、
「分かるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
と叫びたくなるような内容でした。
なんせ犯人は・・・っと、ネタバレになるので書けませんが(将来DVDが発売されるため)超意外な人物でした。
完全にノーマークでした。
部分的に推理のプロセスはあっていたのですが、それでも半分も満たないものでした。
まあ犯人が違った時点で大ハズレなのですけどね・・・

解決編終了後、原作者とストーリーテラーである鳥越俊太郎さんとのトークがあったのですが、
鳥越さんから「これは反則なんじゃないか」という指摘がありました。
同感です。よくこんなの思いついたなあと思う一方で、これはずるいよーとちょっと批判したくなりました。
しかし、しかしです。やはり世の中には見事な名推理を披露される方がいるのですね。
犯人もその理由も正解した方が約1300人もいたというのですから驚きです。
きっと何度もビデオを見返したり、とことんまで推理を突き詰められたんでしょうね。
恐れ入りました。

今回は初参加ということで、また、問題があまりに手ごわすぎたということもあり(はずれた言い訳?)、
惨憺たる結果に終わりましたが、次回はとことんまで推理を突き詰め、
ぜひとも名探偵の栄誉と賞金50万円を勝ち取りたいものです!
次回があればの話ですが・・・