謎はすべて解けた!かな?

3ヶ月ほど前になりますか、週刊少年マガジンで連載中の
金田一少年の事件簿」の各話感想を書いていたのは。
途中でぱったりと途絶えちゃいましたね(笑)

先週購入したマガジンでついにファン待望の「真相当てクイズ」が出題されました。
今回の事件では犯人当てと、ある被害者が残したダイイングメッセージの解釈、そして
犯人の持つ鉄壁のアリバイを崩せ、という問題が出されました。

ここで今回の事件についてちょっと紹介しましょう。
事件になると頭の回転が驚異的に速くなる金田一一ハジメ)少年ですが、学校の成績はいつも赤点で
留年すれすれ!!見かねた幼馴染の七瀬美雪ちゃんは、彼らの同級生が通うスパルタで有名な進学塾の
「極問塾(ごくもんじゅく)」に入塾させようと考えます。
学問を極めるという意味で極問という名がついているのですが、あまりの厳しさに「獄門」塾と
揶揄(やゆ)されることのほうが多い塾だそうです。
こんな塾には行きたくないですね(笑)

さてその極問塾に見学に訪れたその日、模擬試験を受けに来ていた元塾生が毒殺される事件が起こりました。
これは一見無差別殺人に思えたのですが、ハジメの推理で犯人はその元塾生を狙って犯行を起こした
計画犯罪であったと推理します。
その後、これまで幾度も行動を共にしてきた警視庁の剣持警部や、
ハジメと同じく鋭い推理力と観察眼の持ち主である明智警視と合流し、
この事件の裏には「あの男」がいるのではないか、と考えます。

その男の名は「地獄の傀儡子(くぐつし)」こと高遠遥一
強い怒りや憎しみを持つものたちに完全犯罪プランを提供し、
復讐を手助けしてきた犯罪プロデューサーです。
かつてハジメたちの活躍で逮捕されたのですが、脱獄し、彼らに新たな挑戦状を叩きつけてきたのです。
事件を防ぐべく、ハジメたちは極問塾に入塾し、また、明智警視は塾の先生として定例の合宿に参加することになりました。
が、この合宿地というのがまたとんでもないところで、なんと樹海のど真ん中!!
遊歩道は整備されているのですが、一度迷ったが最後、二度と出られないといっても過言ではないでしょう。
ほぼ外界と隔離された場所で3日間にわたって超集中授業が行われるのですが、
あまりの厳しさに毎回脱走者が現れるそうです。
しかし塾の規定では、その生徒が脱走中にたとえ樹海で迷ってしまっても、
他の生徒の妨げになるので迎えにいかないとか。
死者が出たらどう責任を取るんだ!責任者でてこーい!!

とまあ、勉強以外何も出来なくなるような空間で、14人の生徒と4人の先生が授業を行うのです。
彼らは文系と理系の2グループに別れ(1グループ生徒7人、先生2人)、それぞれ別の建物で
合宿を過ごすことになります。
ハジメは文系、美雪ちゃんと明智警視は理系グループに所属しており、ここでばらばらになってしまいました。
塾の規定で持込が禁止されている携帯電話を隠して持ち込み、他の生徒に見つからないように連絡を取り合うことになりました。
一方で地獄の傀儡子こと高遠は変装を施し、先生としてハジメのいる文系グループにいて事の成り行きを見守っています。
君たちにこの謎が解けるかな・・・と不敵な笑みを浮かべながら。

そして授業が始まったのですが、どちらのグループでも授業の最中に何らかの理由で教室から出て行った生徒たちが
出て行ったきり教室に帰ってこないということが起こりました。
失踪者は計4人。脱走が起きたのだろうかという程度で先生たちは気に留めませんでしたが、
ハジメ明智警視は不審に思います。
実は消えた生徒たちは皆、人知れず毒殺されており、その後死体は人の目につかないように隠されていたのです。
そして2日目の夜が更けていこうとしたとき、各々の建物で消えた生徒たちが死体となって発見されたのです。
それも失踪した生徒が受けていたときの授業の内容に見立てられて・・・

ハジメたちの推理では、亡くなった生徒たちはいずれも教室から退出後に殺されたというのですが、
そのときは全員が同じ教室で授業を受けていて誰にも完全なアリバイがあります。
しかし、実は理系グループには一人だけ、成績が悪いため別メニューをこなせと命ぜられ、合宿中にずっとアリバイの無い男子生徒がいました。
誰もがその生徒の犯行だろうと思い、明智警視と理系グループの先生が彼の元に向かったら、
なんと彼は自殺していたのです。
この状況から察するに、彼が2つの建物を往復し、各生徒を授業内容に見立てて殺害し、
最後に自ら命を絶った、ということになります。
しかしハジメ明智警視も、この説で納得できるわけがありません。
合宿参加者に自分たちの正体を明かし、事件の真相解明に乗り出します。

色々調べた結果、一方のグループで授業が行われていたときには、もう一方のグループでは
自習や休憩時間、食事中となっており、誰にもアリバイがありません。
このことから、一方のグループで授業中に、もう一方のグループの誰かがその建物まで出向き、
生徒たちを次々殺していったのではないか、つまり、各グループに1人ずつ犯人がいるのではないか
という説が生まれました。
しかしこれには決定的な問題があるのです。
2つの建物は片道約一時間かかる長い道のりであり、一方で休憩時間は30分ほどと短く、
短時間で移動することは出来ません。
2人とも自分たちがいるグループの犯人の検討はついているのですが、なかなかアリバイが崩せません。
そんな中、ハジメたち文系グループは明智警視たちのいる理系グループに移動し、共に事件を推理してみようということになるのですが、
その移動中にふとしたことからハジメはある重大なことに気づいたのです。
慌てて自分たちのいた建物に戻り、一目散にある場所を目指します。
そこで見たある光景と、ダイイングメッセージ。
ここから彼は、本当に留年すれすれの落ちこぼれなのかというくらいの驚異の思考力を発揮し、
ついにこの言葉が飛び出しました。

「謎はすべて解けた!!」

かなり長い文章になってしまいましたが(ほんと長いな(笑))
今度の水曜日発売(福岡は木曜です(泣))のマガジンからついに解決編が始まります。
それまでに読者の方は、上記した事項を推理し、投稿するのです。
正解者には抽選で超豪華賞品をプレゼント!!
僕の狙いはニンテンドーDSLiteです!(笑)

さて肝心の推理のほうですが、「実は正解なんじゃないの!?」
というくらい自信がある推理がまとまっているのです。
色々と与えられた情報を整理していると、ハジメたち同様、ポッと脳裏にひらめくものがあったのです。
この推理では今までに起きた不可解な出来事の説明が全てつくのですが、
果たして「謎はすべて解けた!」のでしょうか?
結果は後日報告しますね!


あぁ長かった(笑)