EPRパラドックス

本日は大学の研究室でゼミがありました。
現在大学は文化祭で休みだというのに・・・。

ゼミの内容に「量子暗号」について学ぶというものがありました。
どのような原理で暗号通信が行われるのか学ぶ前に、この根底にある
量子力学」についての勉強になります。

まずは、量子力学の背景からです。
コペンハーゲンという学者が確率的解釈に基づく量子論を確立したのに対し、
相対性理論で有名なアインシュタインは「神様はサイコロを振らない」と言って
確率的解釈を否定するという論争があったそうです。

さらに、アインシュタインは、ポドロスキー、ローゼンという3人の学者と共に
コペンハーゲン量子論相対性理論に矛盾するからおかしい」という
EPRパラドックス(3人の学者の名前の頭文字からこの名前がついた)という考えを発表し、
量子論を否定しようとしました。

・・・この時点でもう挫折です。こんな議論を出来るというか、
こんな議論をしようというだけでもその人を賞賛したくなります。
これからゼミはどうなるのでしょうか・・・。