ミステリーナイト2007 LOST ROOM 燃え尽きた部屋

それではミステリーナイト2007、別タイトル、「名(迷?)探偵ニコリの事件簿2007」
その第1話、事件編をお送りしよう(笑)




8月11日(土) 午後1時 ホテル到着

チェックイン開始は3時からなのだが、それまで待ち切れず、早めに出発。
2時間前に今回の会場となるホテル、メトロポリタン池袋へ到着。
しばらく会場を見て周る。
2006年のシーホークリゾートとは違い、ホテル内にコンビニのような売店がなく
食料(お菓子など)の買い込みはどこでしようかと思う。しかしホテル周辺に色々コンビニを発見。
チェックインのあとに買い物をしよう。

その後ホテルの外でお昼ご飯。イベント開始前の腹ごしらえである。


午後3時 チェックイン

受付カウンターの向かいに特設受付が設けられる。しかし、ただ机を並べただけの簡素なもの。
カウンターに特設受付を設けたほうがよいのでは?
ともかく、捜査資料を受け取る。
登場人物や一日のスケジュールが書かれた探偵手帳、重要事項や事件の概要が書かれたミステリー新聞など色々受け取り、部屋へ。


午後3時10分ごろ 家宅捜索開始

チェックインが終わったからといって部屋でくつろいでいてはいけない。
部屋の中には事件解決につながる「手がかり」が隠されている。
それを探さなければならない。
これを「家宅捜索」という。
たんすの裏とかベッドの下とか、重いものを動かさなければならないということはないのだが・・・

なかなか見つからない。
引き出しの中、冷蔵庫の中、風呂場のタオルの下などなど、色々探すのだがどこにもない。
前回ヒントが隠されていた部分も見てみるが、やはりない。

どこだと思って「ある場所」から「あるもの」(ネタバレになるので詳しくは書けないのをご容赦してほしい)を取り出したとたん・・・



なぜかヒントが現れた。




こんなところに隠れてたっけ!?そう思いながらそのヒントをよく確認すると・・・



「なるほど、そういうことだったのか!!!!」


盲点をつかれたうまい隠し方だった。


ともかく、運良くヒントを見つけたらこれでくつろげるかな、と思ってはいけない。
今度はホテルに隠されている事前情報を見つけなければならない。
今年は2箇所に事件の特徴が記されたパネルが展示されているとのこと。
家宅捜索を終えたらすぐに探しに行くように。


午後3時40分 ホテル内捜索開始

ペンと探偵手帳、そしてこの日のために購入したデジカメを持ってホテル内の捜索を開始。
だが探す場所の検討はおよそついていた。
それは「ミステリーナイトのイベントで使用されるフロア」を探すことである。
2006年のシーホークホテルはメトロポリタンより大きな会場であり
ホテルのエレベーターホールや玄関など、色々な場所に隠されていたが
メトロポリタンはそれより小さく感じられ、そのためパネルが設置されそうな場所も比較的限定される。
これを前提に探していると比較的容易に2箇所のパネルが見つかった。
今回は前回のようなクイズはなく、ただ事件の特徴や手がかりが記されているだけだった。
パネルの数も少ないし、ちょっと物足りないな、そう思った。

さて本来ならばこれでようやく部屋でくつろげる!となるのだが
僕の場合はそうは行かなかった。この事件と同時進行である「ゲーム」が行われていたのだ。


午後4時00分 あの探偵と合流せよ!

2006年このイベントに参加するという記事を書いて、ネット上で3人の探偵と知り合いになった。
そのうちの一人、東京のたかのぶさんから大会開催の数日前に連絡が来た。

「同じ日に参加するならどこかで会いませんか」

これに対し

「お互いの特徴を教えあってお互いを探しあうゲームをしてみませんか」

と提案してみた。

さっそくお互いの特徴を連絡し、探しあうことになった。
パネルを探し終えた後、たかのぶさんを探してみるが特徴に合致する人がなかなか見つからない。
自分は5時30分からディナーを取る予定だったので、ゲームの制限時間は5時までとしていた。
それまで色々歩いてみたが見つからないまま、タイムオーバー。
その後、ディナーのレストランの前でたかのぶさんと合流。
軽く挨拶を交わす。
たかのぶさんはお友達の方々とみんなで謎解きに挑んでいたが
部屋の中のヒントがなかなか見つからないという。
確かにあのヒントは見つけづらいものだと感想を述べながら一つヒントを出した。

「ホント盲点をつかれました!」

もうこの一言に尽きる。
そして一旦彼らと別れ、謎解き前の腹ごしらえということでディナー会場へ。


午後5時30分 中華料理

メトロポリタン2階にある中華レストラン「桂林」にて食事。
高級レストランっぽい雰囲気がかもし出されているおしゃれな店だ。
案内されたテーブルには意味深長なことが書かれた紙が置かれていた。
ディナーヒントだ。
ウェイターからヒントの意味することについて説明を受けた後、
順次運ばれてきたディナーに舌鼓を打つ。
前菜に始まり、点心、スープ、麻婆豆腐のかかったチャーハンと様々な料理が出てくる。
しかし、一皿ずつ出すよりは一度に全部出してほしかった。
ともかく、ご飯はおいしい。

周りを見回すとその他にもミステリーナイト参加者が多くいる。
ヒントについて考えたり、手帳に書いてある登場人物を覚えていたりと様々だ。
中には部屋にあるヒントがまだ見つからないという参加者もいた。
やはりあれを見つけるのは結構難しいようだ。

やがてデザートが出てきて食事が終わったとき、ウェイターからもう一つのヒントをもらう。
しっかりと記憶した後、レストランをあとにした。

時刻は6時30分。


午後7時00分 情報交換

再びたかのぶ探偵と合流。部屋にあったヒントは無事見つけられたようだ。良かった良かった。
そこで事件についての予測を立てる。
ストーリーはどのように展開するのだろうか。


午後8時00分 逮捕の瞬間100連発!?

フジテレビ系で放送中のバラエティ番組「めちゃめちゃイケてるっ!!」をしばらく見る。
過去の放送でフジTV警察が芸能人たちを逮捕(?)する瞬間の総集編が放送されていた。
大笑いしてしばらく頭をリフレッシュさせる。


午後8時30分 開場

ついに舞台となるホールが開場。座席位置を確認して中へ入る。
なんとホール後方の一番右端。
なんとも見づらい位置だ・・・
ステージ中央を見るにはどうしても左を向かなければならないのだが
ちょうどその方向に体の大きな人が2人続いて座っていて全く見えない。
これはかなりのハンデである。
座席は全席指定であるため、これは我慢するしかない。
どうも座席は部屋の予約順で決まっているとのこと。
お申し込みはお早めに(笑)

ともかく、席に座ったあとはステージに近づき、舞台と手帳に書いてあった舞台の見取り図とを比較し、
舞台を頭の中に叩き込む。

この舞台で一体何が起きるのだろうか。



午後9時00分 事件編上演開始

舞台の左側から司会のお姉さんが登場。
ミステリーナイト2007 LOST ROOM 燃え尽きた部屋
ついに開幕である。

なお事件の詳細はネタバレ防止のためかけないが、ストーリーは結構笑えるシーンが多い。
ただ、個人的にはコミカルなシーンはそう多くなくてもいいかな。


午後10時00分 殺人事件発生!!

ついに登場人物の誰かが犯人の魔の手にかかり、殺されてしまった。
今回は思いもよらぬ人物が殺されたため、一体なぜ殺されたのか、その理由に悩まされた。
果たして犯人は?事件の真相とは??


名(迷?)探偵ニコリの事件簿2007 第2話 捜査編に続く(笑)