ミステリーナイト2009  コウモリ村の掟~その村は地図から消された~ その3

名探偵ニコリの事件簿2009
コウモリ村の掟~その村は地図から消された~
最終話 解決編
 
 
 
8月17日(月)7:00AM 起床・朝食
 
長い夜が明けた。睡眠時間はたったの3時間。毎度のことだが睡眠というより仮眠といったほうが正しい。
しかしぐっすり眠っていては、事件の解決編を見逃してしまう。寝ぼけ眼をこすりながらベッドから起き、
支度をしたのちホテルのビュッフェにて朝食をとる。
しかしご飯を食べながらでもやはり事件の真相のことが気になる。

「この推理は正しいのだろうか・・・」
「あれはいったい何を意味するのだろうか・・・」

などなど気になることばかり。はたして僕の推理の結果は?
 
10:30AM 「カオスな解決編」上演
 
ついに事件の真相が明らかになる時がきた。はたして、地図上にない、閉ざされた村で起きた事件の真相は?そしてこの村に隠されたとんでもない秘密とは!?
 
事件の真相はネタバレになるため、詳細に書くことは伏せるが、今までのミステリーナイトにはない
非常に驚きの展開を迎えたと思う。殺人事件は一応の解決を見たが
 
このあとあの村はどうなるのだろう・・・

残された人々はどう生きていくのだろう・・・
 
そう思うような終わり方だった。
 
さてさて「カオスな」という言葉があるが、これってどういうこと?そう思われる方も多いだろう。
ミステリーナイトは演劇という形態をとっているため、かどうかは知らないが、シリアスな展開とコミカルなシーンが織り交ぜられており、時には真剣に、時には肩の力を抜いて劇を見ることができるのだ。
ただし、事件編は全編真剣に見てないと事件の真相は見抜けないのだが・・・(汗
解決編もそのご多分にもれず、笑えるシーンが多いのだが・・・
 
 
 

今回はストーリーからの脱線のなんと多かったことよ!!!!
 
 

いきなりモスラがテーブルの上でうずくまっていたり、シリーズではおなじみのボレロがあったり、出演者が客席に降りてそのまま客席の最後部席まで行ってしまったり、出演者が一人めまいで倒れるというシーンではなぜか九十九一さんも一緒に倒れてしまい、
「大丈夫ですか!?」と出演者からマジで心配されたり、挙句、樋渡さんが半ばキレてしまったり・・・
 
一体どこまでが脚本にあることでどこからがアドリブ(という名のおふざけ(?))なのかよく分からない解決編であった。
 

さてさて、僕の推理結果についてだが・・・
 
 
 
 
 
 
 
今回・・・
 
 
 
 
 
 
僕は・・・
 
 
 
 
 
 

見事に・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

犯人を外してしまった・・・・・・orz
 
 
それ以外の部分も全く的外れな推理であった・・・・・・OTL
 
 
 
 

うーむ残念・・・・・・・・・
 

午前11時30分 結果発表

解決編上演後は再び司会の岩本さつきさんが登場し、解答を発表していく。
しかし解答を聞けば聞くほど自分の推理が外れていることが分かる。
2007年、2008年はいずれも犯人は当たっていたので今回は久しぶりに犯人を外してしまったことになる。
せめて犯人だけでも当てたいのだがと思っていたので、これは本当に悔しい・・・
そう思いながら解答をメモする。
 
その後いよいよ結果発表だが、これまでに書いた状態だったので最優秀探偵となることはおろか、入賞すらかなわなかった・・・
本当に残念である。

こうして幾多の迷推理を披露した僕のミステリーナイト2009は幕を閉じた。
今回の結果を一言でいえば「完敗」
だが、中途半端に正解して入賞できないというより、全く手も足も出ずという状態だったので、ある意味では納得のいく結果だった。ほんの少しだが、すがすがしいという気持ちにさえなってしまった。
だが、来年こそは入賞するぞ!と、リベンジを誓い一夜限りの探偵稼業の場となったホテルメトロポリタンを後にし、僕は帰宅の途に着いた。
 
 
 
 

迷探偵ニコリの事件簿2009 完
 
(やっぱり名は「迷」のほうがしっくりきますね・・・orz)
 
 
 
 
それから1年たった今年・・・