Mystery The 3rd「Closed Room Game ~館2~」参加報告

こんにちは。またしばらく日記が空いてしまいましたね。
昨日の関東地方は強い雨が降る大荒れの一日となりましたが、今日は打って変わってとてもいい天気でした。
週末は天気が崩れるより晴れてくれたほうが気分もスッキリしますね^^
 
 
…と思いながら、このブログを書いていたらなんと雨が降り始めました…
せっかくいい天気だったのに…
 
 
 
 
さて話はがらりと変わりますが、前回の日記ではE-pin企画さんのイベント、ミステリー・ザ・サードについて書きましたが、今回の遅ればせながらそのイベント参加報告について書いてみたいと思います。
このイベントはE-pin企画さんのホームページでも開催報告がアップされてるようなのでそれを見ながらこの記事を読むと、よりイベントについて理解できるかもしれません。
 
 
まずは事前情報関連について。
 
僕がイベントに参加したのはおよそ1か月前の10月22日(土)午前の回ですが、イベント当日までには、ホームページ上で何人かの人物に「エパイン」なる言葉についてインタビューしている謎の映像や、大地輪子さんが会場への道案内をする映像が流れたりと事前情報が色々公開され、それを見るたびに「この映像は一体何なんだ?」「どんな事件が起こるんだ?」と期待感を膨らませていました。
そしてイベント参加1週間前に送られてきたイベント案内状。そこにはエパインという県境商品販売会社の創立10周年記念パーティーへの招待状が入っていました。
時候の挨拶に始まり、パーティー開催日時や服装に関する規定などが書かれたこの招待状。ですがこの招待状には一つ気になる記述が…
そしてこの招待状に同封された謎の手紙…
 
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、実は参加者はある「特命」を帯びてこのパーティーに参加することになるのです。さらにこの特命は、エパインの関係者に悟られることがないようにお願いします、との注意書きも添えられていました。
また、この手紙にはあるブログのアドレスが書いてあり、そこにアクセスするとエパインに関する記事がいくつか書かれていました。このブログもイベント開始までに何度か更新され、そのたびにエパインについてのいろんなことが明らかになりました。
 
 
これらの情報が一体事件にどう関わってくるのか…
そう思いながらブログに目を通す日々が続きました。
 
 
では事件当日の様子について。
 
10月22日。イベント開催場所である新宿のHanazono Roomに到着。
入口には開場を待つ参加者たちが多く集まっているのですが、会場5分前になったときにそれは起きました。
 
 
 
 
 
 
一同の前に目元を覆う紙の仮面をかぶった鈴木コウヤさんが登場wwww
 
 
 
そしてこう言いました。
 
「エパインパーティーに参加される皆様ですか。開場までもう少々お待ちください」
 
 
 
 
鈴木コウヤさん、なんとイベント開始前から役になりきっているんですねぇ!
 
イベント終了時にプロデューサーの城島和歌乃さんが言っていたのですが、ミステリー・ザ・サードではリアルさというものを追求しており、イベントが始まる前から色々とリアルさを演出しているのです。
これもその一環ということですが、皆さん爆笑しながら入場を待つことになりました(^^
 
そして指定の時間になり、パーティー会場に入場。受付を済ませると紙でできた目元を覆う仮面を受け取り、それを身につけます。実はこのパーティーは、開催時期がハロウィンに近いこともあり、全員仮面をかぶって簡単に仮装することになっていました。鈴木さんが仮面をかぶっていたのはこのためです。
 
ですが、この仮面にも一つ仕掛けが施してあったのです。やはりネタバレ防止のため、仕掛けの詳細については説明できませんが、一体何だろうとほかの参加者たちと話をしながらイベント開始を待ちます。
 
そして時間になると、参加者同様に仮面を着用した役者さんたちが登場。
「本日はエパイン創立10周年記念パーティーにお越しいただきありがとうございます!」
という挨拶の下、パーティーが始まりました。
 
ここでも「ミステリー・ザ・サードへようこそ!」という言葉は一言も発せられませんし、殺人事件を解決してもらう、なんていうルール説明もされません。参加者も謎解きイベントに参加しているのではなく、本当にエパインパーティーに参加しているような気分になります…
 
 
 
 
…と思っていたらいきなりとんでもない展開が!!
 
 
 
 
 
その詳細は、やっぱりネタバレになるんで書けないんですが、結構びっくりしました!まさかこんな始まり方をするとは!!
 
その後、パーティーはエパインの新商品の紹介があったり、みんなで昼食を取ったり、いくつかのグループに分かれてヨガやエクササイズ、講義受講というイベントがあり、楽しく進んでいくのですが、その裏でパーティー参加者たちは事前に受けたある特命を果たすべく、秘密裏に行動します。
 
 
しかし!ひょんなことからこの特命のことがばれてしまった!!
 
激高するエパイン関係者たち。その後、エパインの結束を高めるため、ある儀式が行われますが、そんな中、とんでもない事件が発生!!
 
目まぐるしい展開に混乱に包まれるパーティー会場。そしてここから参加者たちは突如発生した事件の真相を推理することになるのですが、ミステリーナイトのようにヒントシートやヒントルームはなく、事件現場はある理由から警察(もちろん役者さん達が演じたであろう警察のことです)が入ってこられないようになっているため、現場検証や鑑識の結果から情報が明らかになるということは全くなく、パーティー中に自分が目にした出来事を基に推理をすることになります。
一応情報を提供してくれる人物はおり、その人から情報提供を受けたのちに推理をすることになるのですが…
 
 
 
 
僕は全く何にも思い浮かばない!!!!
 
 
 
本当にこれだけの情報で謎が解けるのか!?そう思いたくなるくらい何にも思いつきませんでした。
今までに起きたことを思い出しながら謎を解いてみますがやっぱり何も思いつかず、いつものように(?)その場で思いついたでたらめな推理を逮捕状に書き、提出。
 
ちなみにこの逮捕状ですが、なんとエパイン商品についてのアンケート用紙の設問を「犯人は誰ですか。その理由は何ですか」「犯人の落ち度はなんですか」などのいつもの設問に手書きで修正したものが用意されてました。
なかなか手の込んだことをするなあ(^^
 
 
そして酢入りタイム終了後、再び全員がパーティー会場に集まり、登場人物たちによって今回の事件の真相の推理が始まります。
一つずつ明らかになる謎、そして明かされた真犯人…
 
ですがその真相を見て僕は思いました…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結局誰が犯人だったんだ!?
 
 
 
そう思いたくなるような解決編でした。おそらくこの人でいいんだろうということは分かるんですが、その人自身が「自分が犯人だ」と自白することがなかったため、今一つ確証が持てません。周りにいた人も「この人が犯人なの?」と疑問に思う人が多くいました。
 
まさか解決編で何も解決しないとは!
 
さらに最後の最後では、ミステリーナイトでよくある(?)このあとどうなったんだ!?的な結末だったため、色々と疑問に思うままイベントが終わったという気がしました。
 
 
 
 
 
ちなみに自分は、もちろん、犯人を外しました…orz
 
 
 
 
…と色々ありましたが解決編終了後は役者さん全員が集合し、「ありがとうございました!」と一礼。
その後、解答発表、表彰式へと移ります。
 
まずは模範解答から発表。犯人や犯行の流れ、犯人のミスなどについて発表がありましたが、その回答を聞いて「やっぱり犯人はこの人でよかったんだな」と思うことができました。
しかし解決編ではっきりとこの人ですと言ってくれたほうがいいと思うんですが…
 
そして表彰式。入賞者には粗品としてエパインの商品が送られていました。心憎い演出ですね(^^
 
 
 
ちなみに自分は犯人を外してしまっているので、入賞しているわけがありません…orz
 
 
 
ちなみにちなみに今回の事件。入賞者の点数から判断すると犯人が当たっていればほぼ入賞できたようです。
非常に難しい事件でしたが、実は入賞するチャンスがいつも以上に高かったのか!
そう考えると犯人を外したのは非常に悔しいですね。
 
表彰式終了後は出演者の皆様そしてプロデューサーさんからの挨拶がありました。
先にも書きましたが、ミステリー・ザ・サードはリアルさを追求することを目的としており、そのため人によって得られる手掛かりが異なってきます。そのためプロデューサーさんは「おそらく日本で一番難しい推理イベントだろう」とおっしゃっていました。
確かに今回の事件といい、昨年参加した同じイベントといい、自分は手も足も出ずという感じでした。そのためこの言葉もあながち間違いではないような気がします。
 
ほかのミステリーイベントに出たことがないので何とも言えませんが・・・(^^;
 
城島さんは「難しいイベントではあるが楽しいイベントでもあるので次もまた参加してください」ともおっしゃっていましたが、あまり難しくしすぎると謎を全く解けなかった人は「このイベントは難しすぎるから敬遠しようかな」と思うのではないかと思います。
 
これに関してですが、全公演終了後、E-pin企画さんの公式ツイッターで「難しすぎるという声を聞くとなんだか申し訳ないことをした気持ちになる」というツイートがありました。
やはり今回の事件は非常に難しいと感じた人が多かったようです。過ぎたるは及ばざるがごとしという言葉がありますが、イベントの難易度は開催されてお客さんの意見を聞いてからでないとはっきりとは分からないから、「ちょうどよい難易度」というのは作る側にとってはとても難しいことですね。
 
 
 
だからといって自分がちょうどよい難易度の謎を解けるかどうかもまた別問題ですが…(^^;;;;
 
 
 
といったところで今回のレポートを終わります。今回も長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。