【若干閲覧注意】リアル脱出ゲーム×バイオハザード ある廃病院からの脱出

とうとう8月になりましたね。気温は一層と暑くなりますが熱中症に気をつけて夏を過ごしたいですね。
 
さて昨日のことですが、SCRAPさんが企画するリアル脱出ゲームに参加してきました。
今回参加したゲームはこちら!
 
 
リアル脱出ゲーム×バイオハザード
ある廃病院からの脱出
 
 
 
世界中で大ヒットしているサバイバルホラーアクションゲーム、バイオハザードとコラボしたゲームです。
バイオハザードは僕の大好きなゲームの一つであり、コラボすると知った時は「これは面白そうだ!」「絶対に参加したい!!」と非常に興奮しました。
 
さてバイオハザードというと「ホラー」というジャンルのとおり、怖いゲームというイメージですが、今回会場となるのもこの怖さを演出するにふさわしい舞台となっています。
その会場は、新宿・初台(はつだい)にある旧玉井病院という場所。旧という単語が意味するとおり、なんと10数年前まで本当に病院だった場所なのです!
旧という単語がついている通りもう病院としての営業はしていないのですが、そこは現在撮影用スタジオとして管理されており、実際にホラー映画などの撮影に使われている場所だそうです。
そんな場所で脱出ゲームをするというのですから、いつもの脱出ゲームに加えて、肝試し的要素も加わるすごいゲームになりそうな予感を抱きながらゲーム当日を待ちました。
 
そして昨日、そのゲームに参加してきたわけです。ここからは昨日の僕のゲームの様子をネタバレなしでお届けします。ネタバレなしなので、書けることは非常に限られており、かつ、ゲームの具体的な進行の様子はほとんど伝わらないと思いますが、ご了承ください。
 
 
※ここから参加報告を書いてますが、時間経過は実際のものとは異なります。
 なお、この参加報告は一部ぞっとする内容も含まれますので閲覧にはくれぐれもご注意ください。
 
 
 
8月4日 午後7時 旧玉井病院到着
 
日も暮れた新宿・初台。オペラやバレエといった華やかな舞台が催される新国立劇場を擁する東京オペラシティの横にひっそりとたたずむ建物があった。その名は旧玉井病院。10数年前まで実際に病院として機能していた場所であり、その役目を終えた今でも建物自体は残っているが、日々刻々と変わっていく街の中でそこだけ時代に取り残されたような感じがあり、それが逆にある種の退廃的芸術空間を生み出している。
この場所でこれより私、BSAA(Bioterrorism Security Assessment Alliance:国連直轄の対バイオテロ組織)極東支部エージェント、ニコリはある事件の調査にあたることになっている。
 
1998年7月、アメリカ・中央部にあるラクーンシティで突如発生した前代未聞のバイオハザード。それは国際的製薬企業「アンブレラ」が極秘裏に開発していた「t-ウイルス」と呼ばれる生物兵器が様々な原因で流出し、街の人々に感染してしまったことに端を発している。警察や軍が大量に投入されたが、訓練された屈強な兵士たちをもってしてもバイオハザードを食い止めることはできず、事態を重く見た合衆国大統領は「滅菌作戦」の決行を指令。ラクーンシティにミサイルを撃ち込み、ウイルスを街ごと焼きつくしたのだ。
 
そして2003年。長期にわたった裁判の末、バイオハザードを引き起こしたアンブレラ社には無期限業務停止命令が下され、アンブレラは壊滅した。
 
しかしそれから9年後…
 
 
日本のとある廃病院でアンブレラの残党がひそかに生物兵器の開発を行っているという噂が飛び込んできた。もし噂が本当なら日本でもラクーンシティのような大事件が発生してしまうかもしれない。事の真偽を確かめること、そして噂が本当だった場合、速やかに施設を破壊し、バイオハザードの芽を摘み取らなければならない。
第二のラクーンシティを生み出させはしない!強い決意を持って私は病院に足を踏み入れた。
 
 
午後7時30分 病院入場
 
病院の中には先遣隊として派遣されたBSAAエージェントがいた。その中に顔なじみのエージェント、コードネーム:ブルー・ツリーを発見。現在の病院内の様子を聞く。
なお、彼のコードネームは決して某アクションスターの名前をもじったものではないことを付け加えておく。
 
今回の作戦にあたっては5,6名1組となって任務を遂行するとの旨が伝えられ、今回私と同行するエージェントが間もなく到着すると連絡を受けた。
数分後、4人の女性エージェントが現れた。任務の経験は浅いが着実に成果をあげてきており、BSAAでも将来の有望株として一目置かれている者たちのようだ。簡単に挨拶をかわし、一致団結して任務を遂行することを誓った。
 
午後8時 ブリーフィング
 
改めて今回の作戦概要が伝えられる。現在この病院ではアンブレラの残党による生物兵器開発が極秘裏に進められており、開発した兵器を元に新たなバイオテロを画策しているという。一刻も早く敵を倒し、施設を破壊し、この病院から脱出しなければならない。
ただし、病院にはウイルスがあふれている可能性があるため、長居は危険である。せいぜい1時間が限度だろうということも伝えられる。
1時間…残された時間はわずかしかないがバイオハザードを防ぐためにも任務を完遂するしかない。改めてそのことを心の中で誓った。
 
午後8時10分 作戦開始  残り時間:1時間
 
同行するエージェントたちとともに病院内の捜索を開始した。もともと病院だったこともあり、手術道具や薬品等がそのまま残っている。それより目を引くのがいたるところに無造作に放置された死体(注:実際は人形です)である。この病院で行われた生物兵器開発において人体実験にされてしまった者たちであろうか。彼らの冥福と彼らが「眠りから覚めない」ことを祈りつつ、狭く薄暗い廊下を進んでいく。
 
午後8時15分 残り時間:50分
 
病院内を一通り見回った。だが研究所らしき場所への入り口が見つからない。噂はガセネタだったのだろうか。しかし病院内にはいくつもの暗号めいたメモが配置されている。どうやらこれらを解くことで研究所へ行くことができるようだ。5人で手分けして暗号の収集および解読に取り組むこととした。
 
 
午後8時25分 残り時間:40分
 
手掛かりは一通り集まった。持ち寄った暗号を集め、解読していると同行したエージェントの一人が何かをひらめいたようだ。全員で検討した結果、その答えは正しいようだ。見事な謎解き力だ。さらなる情報収集を彼女に依頼した。
 
午後8時35分 残り時間:30分
 
早くも30分が経過した。いつもながらこの作戦に従事していると時間の経過が早く感じる。手掛かりは集まっているが先に進むための答えがなかなか得られない。その時、作戦本部から事件に関する追加情報が送信されてきた。これを基に暗号解読に挑むことにする。
 
しかし、それにしてもなんだ。さっきから妙に頭がぼうっとしている。今は夜でそれほど気温は高くないが、連日30度を超える日が続いており、今日も外をよく歩いていた。熱中症か…?
 
午後8時45分 残り時間:20ふん
 
先へ進むためのアイテムを発見。そのアイテムには見覚えのあるマークがついていた。アンブレラのロゴマークだ。やはりうわさは本とうだった。アンブレラはこのきょくとうの島国で生物兵器を開発していたのだ!
アンブレラめ。きょうこそ完全にお前たちの息の根をとめてやる!!
決意をあらたにし、仲間たちとさきにすすむ。
 
それにしても、さっきから体じゅうのあちこちがかゆい。お腹もすいた。おにくを食べたい…
 
 
午後8時55分 残り時間:10ふん
 
ついに研究所を見つけた!ここがすべての元凶か!
研究じょにもあんごうがあった。あたまがぼうっとするが最後の力をふりしぼり、考える
 
 
 
だめ、おなかすいてちからでない。おにく食べたい…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ごご8じ56ふ  のこ  :4
 
 
あんごうの答えがわかった。にくみつけた。力でた。おいしいおいしい…
そういえば、なかま1人いない。どこ、いった…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ご8じ…なんふん  のこ
 
なかま、いた。なんで、こんな、ちいさく、なてる・・・
あんごう、こたえ、わかた。にくおいしい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1
あんご
なか
にくお
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Nikoli is Infected…
(ニコリはウイルスに感染した)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
……
 
 
 
いやあ怖いですねぇバイオハザードコラボの脱出ゲームの参加報告って(^^;;;;
 
…というわけで(どういうわけだ!?)今回はバイオハザードコラボということで、実際のゲームに登場するある有名な日誌風に参加報告を書いてみました。少しは涼しくなりましたか?
 
 
では改めて、今回のゲームの結果を。
 
 
私、名探偵ニコリは、今回脱出に失敗し、ウイルスに感染してゾンビになってしまいました…orz
 
任務完遂ならず、本当に無念です…OTL
 
ちなみにあくまでこれはゲームですので、実際にはウイルスには感染しておらず、この通り元気に日記を書いてます。
 
あ、大丈夫。この日記は参加報告みたいに変な文章にはなりませんから(^^
 
ともあれ、ゲーム終了後、最初に説明を受けた場所に戻り、謎の解説が行われ、その後無事任務を完了したチームが発表されました。
今回は何と2チームが任務を完了という素晴らしい結果に!
 
そして!
これはネタバレになるので詳しくは書けないのですが、今回のコラボ脱出ゲーム史上初となる記念すべき出来事も起こったのです!!
ネタバレになるので詳しく書けないのが残念ですが、これは本当にすごかった!!
とりあえず僕は「ありがとう!!」と心の底から思いました(^^
 
 
その後は今後のリアル脱出ゲームの予告として「リアル脱出ゲーム×金田一少年の事件簿」「夜の遊園地からの脱出 at よみうりランドVol.2」について紹介があったのち、ゲームは終了となりました。
その後一緒にゲームをプレーした4人の女性たちとゲームの感想について語り合ったのち、お別れとなりました。4名の方、今回は本当にありがとうございましたm(_ _)m
 
 
最後に今回のコラボ企画の感想を。
 
最初にも書きましたがバイオハザードは僕の大好きなゲームの一つであり、そのゲームとリアル脱出ゲームのコラボしてくれるのは本当にうれしかったです。
特にバイオハザードは、今でこそアクションが主流のゲームとなってますが、初期の作品は謎の洋館を進むため、鍵を見つけたり暗号を解かなければならなかったりと、謎解き要素がふんだんに盛り込まれてました。2つのゲームには相通ずるものがあるなあとそう思いました。
 
そんな初期のバイオハザードの様子を今回のリアル脱出ゲームで疑似体験できるというのは、ゲームファンならばいやがおうにもバイオハザードの世界観を思い出し、それに浸らずにはいられなくなるでしょう。
バイオハザードファンならば参加して損はないイベントです。ぜひ参加してみてください!
 
以上、「ある廃病院からの脱出」参加報告でした。最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m