ミステリーナイト2012 綾辻行人殺人事件 ~主たちの館~ 最終話

名探偵ニコリの事件簿2012
綾辻行人殺人事件
~主たちの館~
最終話 解決編
 
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第2話
 
第3話
 
第4話
 
 
 
AM8:00 起床
 
つかの間の休息も終わり、いよいよ解決編が上演される朝を迎えた。
まずはメトロポリタンの朝食バイキングである。
和洋食問わずいろいろなメニューが並ぶ朝食である。
事件のことは忘れて「いただきます」

AM10:00 開場
 
解決編が上演される舞台会場が開場となり、昨日と同じ座席に着席する。
待ち時間の最中隣の探偵たちに話を聞いたが、やはり苦戦していたようだ。
果たして推理の結果は・・・?
 
AM10:30 開演
 
司会の岩本さんが登場し、挨拶の後、ついに解決編が始まった。
 
果たして今回の事件の真犯人は?
 
そして事件の真相は・・・?
 
ミステリーといえば探偵役に相当する主人公がいて、その主人公が手がかりを拾って事件の真相に迫るとい う形式をとっているが、ミステリーナイトでは通常そのような探偵はおらず、登場人物全員(被害者除く)で事件の状況を振り返り、真相を推理するというストーリーが展開される。
今回の事件もそのようにまずは舞台上にいる出演者で推理をしていく。
事件を振り返ることで浮かび上がる不可解な点、それを一つずつ議論し、推理を試みるがどうもうまくいかない 。
行き詰る推理。するとその閉塞感を打開するかのようにひときわ大きな音楽が鳴り響き・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

舞台上にバビ市さんが登場し、扇子を広げ振り回しながら踊る!!
 
 
 
 
 
ついに昨日の質問コーナーで予告されていたネタが上演されたのである!
そしてバビ市さんの懇願により会場、大爆笑&大拍手!!
 
 
バビ市さん、喜んでいいのやら悲しむべきなのか複雑な表情で芝居に合流。
彼も推理に参加する。

やがて真相が見えてきた。
そして・・・
 
「・・・ということは犯人は・・・」
 
 
 
 
ついに明らかになる犯人。それは僕が犯人だと断定した人物と・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まったく違う人物であった・・・・・・orz
 
 
 
 
せめて犯人だけでも当てたかったが見事にはずしてしまった・・・・・・OTL
 
 
 

この瞬間、「今回も入賞できなかったか・・・」心の中で悔しがった。
九十九さんのギャグ(?)を拝借するならばその心中は
 
 
 
「かなち、かなち!」
 
 

である・・・OTL

名探偵への道はまだまだ遠い・・・
 
 
 
 
 
 

・・・なんだけど、実は今回ひとつ納得いかないものがある。
それはメインのトリックについてである。
メイントリックはネタバレになるため絶対に書けないが、これはちょっと無理があるのではないかと思うようなものだった。
こればかりは受け入れられないなぁ、ともやもやが残る結果だった。
 
 

AM11:00 結果発表
 
終演後、岩本さんが再登場し、そしてプロデューサーの城島和加乃さんから模範解答が発表される。

解答を聞くと毎回思うのだが、今回も「そんなに細かいところまで書かないといけないの!?」というものが
多々あった。
だが、それでも見事細かいところまで列挙し点数を稼ぎ、入賞する探偵たちがいることも事実である。
毎度ながらその鋭い観察眼には感服せざるを得ない。
 
そして最優秀賞発表の前にお楽しみ抽選会がある。入賞しなかった探偵たちにも抽選で記念品をプレゼントとい うものだが、こちらのほうも当たるわけも無く・・・orz
今回も何ももらえずに終わることとなった・・・
一度でいいから何かもらって帰りたいものだ・・・

そして400名の頂点に立つ最優秀探偵賞の発表。やはり今回も接戦であった。
しかもその方は、その年の5月に行われたリアルスパイゲームで同じチームとなった女性だった!
九十九さんからインタビューを受け、表彰状、副賞、そして最優秀探偵の証である金バッジを授与される。
壇上で誇らしげにしている。おめでとうございます!
 
こうして表彰式も終わり、最後は出演者が一人ずつ挨拶をする。
雑学のようなものを披露する方、犯人役の方は「脚本を配られたときに自分の配役を見て、そこに「犯人」と書 かれていたのを見て脚本を読む気がうせた」と悲しんでいたり、いろいろな挨拶があった。
 
そしてバビ市さんの挨拶。ミステリーナイトに参加したことの感想を述べ、来場した探偵たちに感謝した後
僕のほうを見ていった。
「特に最初に絡ませてもらった彼。いきなりでびっくりしたとは思うんですが、そのお詫びといってはなんです が、今度私の主催する劇団の本公演がありますので、私との「ふれあい枠」ということで、そのチケットを送り付けたいと思っております。あとでぜ ひ住所を教えてください」
とちょっとしたプレゼントがもらえることとなった。
この点についてはラッキーだった。
 
そして九十九さんの挨拶が終わり、役者さんたちが引き上げた後、最後にプロジェクタが用意され、そこに綾辻行人さんの姿が映し出された。
綾辻さんの笑いを誘うメッセージから始まり、25周年を向かえ、更なる飛躍を誓う綾辻さんのメッセージで今回の公演は終幕となった。
 
会場を出るとバビ市さん、そして同じ劇団に所属するJ.K.Goodmanさんが自分たちの劇団の公演のチラシをお客さんたちに配っていた。

先ほどチケットをくれるという連絡をもらったがまずは荷物を取りにいこう。そう思い荷物を預けていたクロー クに向かおうとしたとき、突然肩をつかまれ・・・
 
 

バビ市「ちょっとぉそのまま帰らないでよぉ!ちゃんと来て頂戴よ!!」
 
 
僕(わかってるって!荷物取りに行くだけだって!!)
 
 
最後の最後までバビ市さんに絡まれっぱなしだった(^^;;;;
 
その後荷物を受け取り、改めてバビ市さんの所へ向かう。
イベントについていろいろお話した後、住所を伝え、公演チケットを送ってもらうことになった。
最後にバビ市さん、J.K.Goodmanさんと記念撮影。お二方ありがとうございましたm(_ _)m

こうしてバビ市さんに絡まれたと触れ合った忘れたくても忘れられない記念公演は全日程を終え、僕は帰宅の途へついた。
 
さて今回の公演だが、最初に述べたとおり、劇の内容を小説化した記念本が出版されている。
イベントに参加できなかった探偵や、参加してもう一度事件を振り返りたいという探偵は購入してみてはいかがだろうか。
 
 
・・・と書いたところで、この本についての文言がいわゆる「ステマ」ではないということを明言させてもらう(^^;
 
 
・・・さていつものように開催からかなりの期間があいてイベント参加報告を書き、いつものように長くなってしまったこの報告も、いつものようにこの文言で締めくくるとする。
 
 
 
 
 
迷探偵ニコリの事件簿2012 完
(一度でいいから「迷」を「名」にしたい…orz)
 
 
 
 
さてこの1ヵ月後、2012年9月に、今回出演した佐野バビ市さん、J.K.Goodmanさんが所属する「劇団東京ミルクホール」の本公演を本当に見に行ったのですが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・・それはまた別の話(^^