ミステリーナイトWinter 2013 コック・ザ・リッパー ～魔の料理人～ 第1話
名探偵ニコリの事件簿2013冬
コック・ザ・リッパー
～魔の料理人～
第1話 準備編
2013年1月2日 PM3:00 メトロポリタン池袋到着
身を切る寒さの中到着したメトロポリタン池袋。
2010年から始まったWinterは今年で4回目。僕が参加したのはこれが3回目となる。
そして冬のイベントのレポートを書くのはこれが初めてになる。
……
…
イベントのレポートを書いてみようと思いつつ今まで全く書かなかったのはなぜだろうかと思うのはさておき、レポートを進めよう。
ホテルの各所にはイベント受付会場への案内板がいたるところに配置されている。
案内板にしたがって場所を確認しながら受付へ。
お正月というとのんびりすごすという感じがあるが、探偵たちに休みはない。
新年早々殺人事件に巻き込まれるというある意味物騒な正月ではあるが、その雰囲気を楽しもうと次々と探偵たちが集まってくる。
最終的には200人を越える探偵たちが集合することになる。まったくもってすごいイベントである。
3:30に受付カウンターがオープン。真っ先にホテルに乗り込んでいた僕は1番に受付となった。
スタッフからイベントの注意事項について説明を受けた後、イベントスケジュール、探偵手帳などおなじみのアイテム、そして今回の記念品であるピンバッジを受け取る。
最後にルームキーを受け取り自分の部屋へ。
今回は部屋の中にヒントは隠されてはいないが、事前情報パネルが3枚用意されていた。
それらを確認し、これまでに判明している事件の情報を頭に入れる。
さらに探偵手帳にあった関係者についての重要情報もしっかりと頭に叩き込む。
さてここで今回の事件について概要を少し説明しよう。
今回は池袋のホテルメトロポリタンで新春レッドパーティーと題してパーティーが行われることになった。このパーティーには赤いものを身につけて出席することが義務付けられており、その趣旨通り、赤いスカーフや赤いネクタイ、赤いハンカチーフなど赤いものを身に付けた多くの男女が集まって、それぞれが出会いを求めている。
しかし、アイ企画にはひとつ懸念事項があった。
去年からパーティー参加者の女性が次々と殺害される謎の事件が発生。
被害者はいずれも自宅で殺害されており、しかも目の前にはなぜか豪華ディナーが用意されているという奇妙な点があった。
警察は一連の事件を同一犯と断定。また、かつてイギリスを震撼させた連続殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー（切り裂きジャック）」になぞらえ犯人を「コック・ザ・リッパー」と呼ぶことになった。
果たして連続殺人鬼「コック・ザ・リッパー」の正体とは？狂気に満ちた犯行を続ける理由とは？
というもの。
今回の登場人物で特筆すべき方は2人いた。
まずは、なんといっても佐野バビ市さんｗｗ
2011年夏のミステリーナイトで初登場以来、おねぇキャラというその独特のキャラクターで一躍ミステリーナイトの人気者になった役者さんである。
バビ市さんのことで思い出されるのが去年の夏のミステリーナイトで絡まれた触れ合った忘れたくても忘れられない思い出。
今回のイベントでも絡まれるのだろうか、不安半分期待半分でイベント開始を待ちつつ登場人物を整理する。
先ほどストーリー紹介のところでドラァグクイーンと書いたが、これは女装した男性のことだそうだ。
そのことからもケイ・カタヤマはきっとバビ市さんが演じるんだろう、そう想像することは難しくなかった。
そしてその予想はやはり的中していた。
だが、このケイという人物にはある秘密があった。ネタバレになるので詳しくはいえないが今回は彼（でいいよな？）を中心に物語が進むことになりそうだ。
そう思った。
そしてもう一人注目した人物は…
鈴木コウヤさんである！
夏のミステリーナイトやミステリー・ザ・サードでよく出演されていたが、2012年はどういうわけかまったく出演されなかった。
久しぶりだなぁ、会場でお見かけして感慨深くなった。
そのほかにも、山口奈緒子さん、内野智さんというミステリーナイトによく出演される方や、昨年10月のミステリー・ザ・サードでミステリーナイト系イベントに初出演した石井春花さん、そしてバビ市さんが主催する劇団である「劇団東京ミルクホール」に所属し、今回が初出演となる浜本ゆたかさん、新城侑樹さんというバラエティーゆたかな面々が登場する。
それぞれが演じる役名そしてプロフィールを叩き込み、イベント開始を待つ。
そしていよいよイベントが始まった。
第2話 事件編に続く。
