ミステリーナイト2013 イスカの嘴 ~新たな夏の証言者~ 第3話

名探偵ニコリの事件簿2013
イスカの嘴(はし)
~新たな夏の証言者~
第3話 捜査編
 
関連記事はこちら。
 
第1話
 
第2話
 

10:45PM 「まさかお前が出てくるとは!×2」な質疑応答

事件編が終わった後は一度解散となったため、僕は部屋に戻ることにした。
ここでこれまで起きた事件、そしてヒントツールの情報を整理し、現段階でわかることを推理してみる。
果たして事件の真相は…
 
色々考えているうちに質疑応答の時間となった。
再び会場へ。
そして質疑応答が始まる。
 
質疑応答は探偵たちが事件の関係者たちに直接質問して情報を入手することができるコーナーである。
その基本形式は以下のようなものだ。
 
まずある人物が代表者となり、一人一人を呼び出し順に尋問をしていく。
最後にその人物も尋問が行われ、その後は会場にいる探偵たちが挙手および指名により質問をしていく。
回によっては、事前に質問を書いて質問ボックスに投票し、選ばれた質問にのみ回答するという形式もある。
 
ではまず尋問部分について。
尋問の際の代表者はたいてい九十九さんなのだが、今回は出演されていない。
そのため、誰が尋問をするんだろう、と疑問がわいた。
順当にいけば今回の主人公である神崎刑事だろうと思っていたのだが…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

まさかお前が出てくるとはな!!!!
 
 
 
という人物が突如現れ、尋問コーナーをのっとっていった!!!!
 
 
 
 
誰が現れたかは書けないんだが……(^^;;;;
 
 
 
 
一つだけ言っておくと、昨年参加した人は大爆笑!参加しなかった人はポカーンとなる人物である。
 
 
 
 
 
 
…誰が出たか、もう分かるよね?(^^
 
 
 
 

…ともあれこの乱入者の進行でまずは関係者への尋問が行われる。
この尋問もいろいろおもしろかったが、一番おもしろかったのは宮川一郎太さんへの尋問である。
 

やっぱりちょくちょく半沢直樹ネタを織り交ぜており、尋問終了後に宮川さんは
「やられたらやり返す!倍返しだ!!」
と叫んで会場の笑いを取っていたww
 
 
 
 
 
 
…かさねがさね申し訳ない。
ドラマ見たことないんです……
 
 
 
 
 
機会があれば今度見てみようか。
 
 
 
…とまあこうして尋問は進んでいった。やがて全員への尋問が終わり、関係者一同が集合。
そして会場の探偵たちからの質問が始まる。
 
 
このとき注意事項をひとつ。
 
犯人は当然うそをつく。また犯人でなくても都合の悪いことがある場合はうそをつくこともある。この2点に注意しながら質問をする。
大勢の前で質問するのは恥ずかしいし勇気がいると思われるが容疑者に直接事件のことを聞くチャンスでもある。
ぜひ質問してみてはいかがだろうか。
 
このときもうひとつ注意を。
 
大勢の前で質問するということはほかの探偵たちもその質問を聞き、その回答を得ることができるということである。
あまりに直球な質問を聞くとほかの探偵たちにもヒントを与えかねないので要注意である。

そして次々と探偵たちが質問をしていく。
そんな中、会場の右端付近にいた女性が質問した時だった。
ほぼ同じ位置から男の声が聞こえたのだ。
それも喧嘩を売るような感じの声だ。
なにかあったのかと思ってその声を見ると…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
岡部たかしさんじゃないか!!
まさか岡部さんまでいるとは!!!!
 
豪華なミステリーナイトだなぁ(^^
 

岡部さんも常連出演者の一人であり、今回の舞台の演出を手掛けている。
そんな岡部さん、今回はスタッフとして会場にいたようだが、進行役に対し
 
「カンペ見えてるじゃねえか!」
 
と声を荒げていた。
 
それに対し
 
「見えてない!!」
 
と応戦する進行役。
何が起きていたかというと、この質疑応答コーナーでは、探偵たちから飛び出る質問に、舞台袖にいるスタッフが質問に対する回答を書いてそれを舞台上の役者たちに見せているのである。
スタッフは探偵たちから見て左の舞台袖にいるので、もしかしたら右側にいる探偵たちにはカンペを提示する様子が見えていたのかもしれない。
そのことを岡部さんが探偵に吹き込み、質問させていたようだ(^^

こういうことが起こるからミステリーナイトは面白い。
その一方で質疑応答を受ける役者たち及びスタッフにとっては、この時間はものすごい緊張する一瞬である。
何せ間違ったことを言ってしまってはいけない、だからと言ってずばりのことを言ってしまったり、うっかり自分が犯人ですなんて言ってしまったらイベントが一瞬にしてお釈迦になってしまう。
カンペを用意してこのようなことがないようにするのも頷ける。
役者のみなさんそしてスタッフのみなさん、毎回お疲れ様です。

こうして質疑応答コーナーが終わり、関係者が全員退場したのち、さらなるヒントツール、そして「逮捕状」が配られる。
逮捕状とは後で詳しく説明するが、事件の犯人やトリック、動機などを書くいわゆる解答用紙のことである。
これらを受け取った探偵たちは、事件の謎を解くためのさらなるヒントを求めてヒントルームへ向かうことになる。
僕も事件の捜査のため、さっそくヒントルームへ向かった。

11:30PM 手がかりを集めろ!!
 
これから向かうヒントルームには事件の手がかりや遺留品が展示されていて、それらが発見された状況や鑑識の結果明らかになった情報が詳細に示されている。
だがこのヒントルームはそう簡単には入れない。
 
ヒントルームに入るためにはクイズを解かなければならないのだ。

一刻も早く手がかりを集めたいのにこれはもどかしい。だが解かなければヒントは得られない。
ゆっくり落ち着いてクイズを考え、正解を導きだし、無事最初のヒントルームに入ることができた。
ヒントルームには事件の遺留品が展示されており、その発見状況や鑑定結果から明らかになったことが記載されたパネル、そして事件当時の被害者の近辺にいた人物の証言など、色々な種類の情報が得られる。
情報を得た後は次のヒントルームに入るためのさらなるクイズが提示される。
実はヒントルームは2部屋あり、それぞれの部屋で得られるヒントが違うのだ。
もう1つのヒントルームもやはりクイズを解かなければ入れない。こちらもゆっくり考えて見事一発正解。さらなる手がかりを得るために入室した。
こちらの部屋でも色々と新情報が明らかになる。のだが…
 
 
このうちのパネルの1枚に「おや」となった。それはある証言者のパネルであり、証言者の写真が一緒に写っていたのだが…
 
 
 
 
 
 
 

それがなんとJ.K.Goodmanさんだった!!!
 

J.K.Goodmanさんは昨年初登場した役者さんであり、バビ市さんが主宰する劇団「東京ミルクホール」の団員である。
去年のバビ市さんと触れ合った縁もあり、公演終了後にはいろいろとお話ししていただいたが、今回はこんな形で出演していたとは!

ちなみに先ほどの岡部さんも実は事件編である意外な形でこっそり出演していたのである。
どんな形かは劇を見て確かめてほしい。
 
そんなことを思いながらヒントを集めているといつの間にか日付が変わっていた。
逮捕状の提出締め切りは午前3時だが、時間はいっぱいあるようであっという間になくなってしまう。
だからできるだけ早くヒントを集めることで早く推理に取り掛かることができる。2つのヒントルームに入ったことでヒントはすべて手に入ったが、これだけではまだ事件の真相に至るまではいかない。
そこで僕はさらなるヒントを求めるため…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
部屋に戻ってテレビを見ることにした。
 
 
 
 
 

こんな時に見たい(ry

(毎年書いてることなので省略)
 
 
 
 
 
 
 
と突っ込んだあなた。
 
 
 
 
 
まさにそ(ry
 
 
(毎年書い(ry
 
 
 
 
 
 
この続きだが、記事があまりに長くなってしまって字数制限に引っ掛かったため、捜査編は2つにわけることにする。
この続きは「第4話 捜査編 その2」でどうぞ。