名探偵ニコリの事件簿2014冬 仮面同窓会2014 第2話

名探偵ニコリの事件簿2014冬

仮面同窓会2014

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第2話 捜査編
 


※関連記事はこちら。

第1話


PM9:00 捜査開始


仮面同窓会の再現後に一人の探偵が死亡してしまった…

突然発生した思いもよらぬ事件に騒然となる会場。
程なくして疋田さんが登場し、今後の捜査について説明がされた。

まずはいくつかのグループに分かれて順番に捜査をすることになる。
僕が最初にすることになったのは、「容疑者への事情聴取」
これはケイを含む6人の探偵たちからの証言を聞くコーナーである。

コーナーを進行するのはケイ。彼もまた容疑者の一人であるが今回のイベントの代表ということで
彼が進行することとなった。
ただし、質問をするのはケイだけで夏のように客が質問をすることはできない。

注意事項を十分に確認したのち、ケイによる事情聴取が始まった。

5人への事情聴取を進めるケイ。それにより、詳しくはネタバレ防止のため書けないがいろいろなことが浮き彫 りになった。
果たして誰が犯人なのか・・・?


続いては「証言ビデオの視聴である。

証言ビデオでは事件の容疑者の周辺人物や捜査にあたっている刑事などの、事件についての証言が得られるビデオであり、このビデオの中にも事件の真相につながる重要な情報が隠されている。
夏のイベントでもおなじみのこのビデオだが、夏では客室でリピート再生されるのに対し、
冬は一か所に集まって全員で映像を見ることになる。
一度しか見られないが重要な情報が流れるので見逃さないように・・・






だがこの映像・・・






今回も・・・









岡部たかしがやってくれた!!




岡部さんはミステリーナイト常連の役者さんであり、今回は映像での出演となっていたが…



あ彼がいろいろとやってくれた!


重要な情報は拾えたが時折客から笑いが起きるなんとも迷惑な証言者であった(^^;;


続いて「現場検証」に移る。

現場検証では事件が発生した場所に出向き、その状況から不自然な点がないかどうか確認するものである。
この現場検証には特筆すべき点がある。



それは・・・








死体があることである!






・・・とはいっても本当の死体ではなく、被害者役の役者さんが倒れてじっとしているものである。
まぎらわしい表現をしてしまってごめんなさい・・・

まずはスタッフによって事件現場の大まかな説明がなされた後、探偵たちは現場にあるものには触れないよう気をつけながら自由に現場を見て周り、手がかりをつかむ。
果たしてここでいったい何が起きたのか・・・


現場検証の時間は非常に短いが、注意深く現場を観察したことでいくつか気になる点を見つけることができた。

その後、メイン会場に戻ると追加情報がもらえるクイズが出題された。
このクイズを速攻で瞬殺し、一番乗りで追加情報をゲット。
座席に戻って情報に目を通すとともにこれまで得た情報を整理する。

そうこうしているうちに全ての探偵たちが全ての情報を集め終え、会場に戻ってきた。

最後にケイから事件の推理に関する注意事項が述べられ、解答用紙である逮捕状が配布された。

いよいよ最終推理が始まる。
逮捕状提出締め切りは深夜1時。
全ての情報をもとに謎を解け!



PM10:30 最終推理スタート!

事件編の内容、事情聴取、証言ビデオ、現場検証から得た情報を元に推理を始める僕。
まずは犯行トリックについて。大まかな部分では見当がついていたのだが
果たしてそれが本当に正しいことなのか検証していく。

いろいろ考えてみたところ、それしかないであろうという結論に達する。
あとは細かいところをどれだけ書けるかである。
しかし・・・




肝心の犯人がわからない・・・




犯人の正体に関連する出来事でひとつ気になることはあったのだが、それが
「犯人が意図してとった行動なのか」
「実はその人は犯人ではなく、犯人にとって予想外の行動であったのか」
この二択で悩まされることになった。

もし前者ならば犯人は確定するがその行動をとった意味を答えなければならない。
後者ならば別の人が犯人なのでその理由を探さなくてはならない。

いったいどちらだ・・・


同じ席についている探偵たちもこの点で悩んでいるようだ。
正解は果たしてどちらなのか・・・
それとも、「どちらも間違い」という落とし穴が待っているのか・・・


しかしひとつのことを推理し続けていてはほかの項目が埋まらない。
そして今回は、詳しくは書けないが(その理由は皆さんうすうす感づいていると思われるが・・・)
いつもの倍の量推理する必要があった。
そのため、この点は一旦後回しにしてその他の項目について推理を始める。



ああだろうかこうだろうか・・・
ああでもないこうでもない・・・
どうも当初の自分の推理と違う答えになりそうだ・・・
いやいややっぱりこれであってるんだよ・・・



といったい何の推理をしているんだお前はとツッコミが入りそうな描写であるが
ミステリーイベントという特性上、ネタバレ防止のためにはこのような書き方をするしかないのが
心苦しいところである。

そうこうしているうちに逮捕状提出締め切り時刻が近づいてきた。
急いで逮捕状を完成させなければ。

そして僕は2時間半という長いようで短い時間の中で懸命に推理した末に導いた答えを逮捕状に記入し
スタッフに提出した。


AM1:00 逮捕状提出締め切り

推理を終えた探偵たちが解答用紙である逮捕状を提出に向かう。
あるものは自信満々で、またあるものはあきらめムードで。

そして今回も逮捕状受付付近でメイビさんを発見。
メイビさんは2008年夏のミステリーナイトに参加して以来、多くの作品に出演している。
捜査中やイベント終了後に参加者とのお話や写真撮影に応じたりとサービス精神旺盛な役者さんである。
そんな彼は今チョーさんの口調でお客さんといろいろ話をしたりしている。
僕もメイビさんに挨拶をした後、少しお話をしてもらった。

最前列にいるけどあのステージは近くて遠いと話す僕。
「明日の表彰式ではぜひステージに上がってきてください」とのメイビさんの祈りを受け、僕は部屋に戻り、しばしの休息についた。


解決編上演は翌朝10時30分から。


ステージに上がれることを夢見ながら・・・

おやすみなさい…Zzz…


最終話 解決編へ続く。