ミステリーナイトWinter 2013 コック・ザ・リッパー ~魔の料理人~ 第3話

名探偵ニコリの事件簿2013冬
コック・ザ・リッパー
~魔の料理人~
第3話 捜査編
 
 
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第1話
 
第2話
 
 
 
 
9:00 捜査開始
 
いよいよイベントのメインとなる事件の捜査が始まる。
 
まずは今回発生した事件に関する情報を記載したシートが渡される。
シートには現場の状況や警察による検分結果が記されている。
こうして判明した情報を元に事件の真相に迫るのである。
 
その後、テーブルごとに3グループに分かれてホテル内のさまざまな手がかりを順番に得ることになる。
 
まず僕が最初に向かったのは、ホテルでおきた殺人事件の現場である。
Winterはミステリーナイトとは違い、ホテルのどこかで殺人事件が発生する。
そして探偵たちはその現場に赴き、自分の目で見て手がかりを集めるのである。
ミステリーナイトと違いリアルタイムで事件が展開される構成だからこそできることである。
 
そして現場に行き、まずは捜査官に扮したプロデューサーの城島さんから情報を聞く。
その後、探偵たちは事件現場を自分の目で見て周り、手がかりを入手するのだ。
 
現場にはいくつか不審な点があるが特筆すべきはなんと言っても…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
被害者の死体があることだろう。
 
 
 
 
もちろん実際に死体があるわけではなく、被害者役の役者さんがその場で倒れていて、なおかつ微動だにしないようじっとしていることである。
 
 
探偵たちはぎりぎりまで死体に近づき、その周辺の不振な点を調べる。
捜査のためとはいえ、自分と数センチというぎりぎりのところまで近づかれるのは怖いだろう。
下手したら踏まれてしまうかもしれない。
 
 
 
死体役の方、お疲れ様です。
 
 
 
その後は、被害者に近しい人物の証言を収めたVTRを視聴。更なる手がかりを求める。
 
今回は何人か証言者が当叙するが、最初に登場したのは岡部たかしさん。こちらもミステリーナイトの常連出演者である。
今回は映像出演だったがお見かけできてうれしいものだ。
 
 
 
この岡部さんの映像だが、ネタバレになるので詳しくはかけないがなかなか面白い証言だった。
 
ひとつだけいうと「ややこしい証言」というものであった。
このややこしさが会場の笑いを誘っていた。こういう証言はまた見てみたいものだ(^^
 
その後はもう一人の証言もあり、証言VTR視聴はここで終了。
 
最後にメイン会場に戻り、あるクイズを出題される。
これに正解すると更なる手がかりが入手できる。
 
このパズル、他の探偵たちは四苦八苦していたが、この手の問題を偶然にもリアル脱出ゲームで経験していた僕はクイズを難なく瞬殺。スタッフに提出するために席を立った。
そして指定の場所に行ったが…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そこではスタッフさんがまだヒントを渡すテーブルを準備しているところだった。
 
 
 
 
 
ちょっと早すぎたか(^^;;;;
 
 
スタッフさんも「はやっ!」と驚いていた。
ともあれこうして僕のグループでは一番乗りでクイズを解き、更なる情報をゲット。
 
そしてほかのグループがローテーションによって3つの手がかりを得た後、一度解散となった。この後はある人物による尋問コーナーが行われた後、最終推理となる。
果たして事件の真相は…?
 
 
10:00PM 事情聴取
 
再びホールに集合する探偵たち。そして舞台上ではバビ市さん演じるケイ・カタヤマによって容疑者たちの尋問が行われる。
詳しくは書けないがある理由からバビ市さんが尋問を行うことになる。
 
ミステリーナイトらしい爆笑質問が飛び出す尋問。これにより、被害者と容疑者たちとの意外な接点が次々と浮かび上がってくる。誰もが被害者を殺す動機を持っているが、それだけに動機から犯人を推理するのは難しい。
また、動機の強弱は事件の真相とは無関係、というルールもあるので、やはりここは事件の手がかりを拾い、誰になら犯行が可能なのか、ということを論理的に推理する必要がある。
 
やがて尋問が終わり、探偵たちには最終情報が配布された。そこには事件に関連する意外な情報が記載されていた。しかし依然として事件の真相は闇の中だ。
 
先ほども述べたがミステリーナイト系のイベントでは、事件の手がかりを拾って真相を論理的に解明する必要がある。そのため、これまでに得た情報をひとつずつ整理し、事件の真相に迫ろうとするが、事件については謎が多く、真相についてはまったく見えてこない。

逮捕状提出締め切りは深夜1時。果たしてそれまでに真相にたどり着けるか!?

同席の探偵たちと少し意見を交わし、お互いの健闘を祈った後で僕は部屋に戻った。
 

22:00 最終推理スタート!!
 
全ての手がかりそして逮捕状を入手した探偵たちは本格的に事件について推理を開始する。
だが、いつも以上に手がかりに乏しく、果たしてこれだけの情報で事件の真相を暴くことはできるのだろうか、そう思ってしまう。
逮捕状提出は午前1時。推理時間は3時間ほどあるがこれだけではまったく足りない。
おそらく3日あっても真相にたどり着くのは難しいだろう。
そんなことも思ってしまう。

だが悩んでいても仕方がない。今までの資料を並べ、そして解答用紙である「逮捕状」を読み、まずは解答すべき内容を把握する。

逮捕状には犯人の正体、トリック、動機などを事細かに書くことになる。
今回は複雑な事件が発生し、そのため解答すべき内容も多くなっている。
さらに推理の時間も2時間ほどと、いつもより推理にかけられる時間が少ない。
だがここであきらめては事件の真相は永遠に闇の中である。
手がかりとにらめっこしながら事件の真相に迫る。
 
「この手がかりは何を意味するのか?」
「そもそもこれは本当に見たままのことが起きているのだろうか?」
解答すべきポイントを慎重に確認しながら推理を組み立てる。

そして…
 
「おそらく今回はこういうことが起きていたんだろう」
あっていると思えばあっているし、間違っていると思えば間違っている、と、まったく確証は持てないが、自分の中ではこれしかないという結論、そして犯人はこの人だ、という結論にたどり着く。
こうして事件の大筋は判明した。

その後は事件の細かいところをつめていく。
僕の推理については一応筋は通っており、おそらくあっているだろうと思うが
それでもこの推理が当たっている確率は50%ほどだろう、とやはり自信がもてない。
だがこれ以外には考えられない。そう思い僕は早い段階で逮捕状の作成に取り掛かった。
たっぷり時間を書け、そして、解答スペースが足りなくなったため、逮捕状の裏側にまで答えを書くということをした後、部屋を出て逮捕状提出に向かった。
 
そして締め切り15分前に逮捕状を提出。いつもはぎりぎりまで粘る(そして頓珍漢な推理を書く…)のだが、今回はもうこれでいいと、推理に満足しているのかそれとも推理をあきらめているのかよくわからない感情とともに逮捕状を出した。
こんなに早く逮捕状を提出したのは初めてである。
ともあれミステリーナイトでの一番の山場は終わった。
その後1時になり逮捕状提出締め切り。
締め切りを見届けた後、部屋に戻った。
推理の様子は随時ツイッターでつぶやいていたが、ほかの探偵たちもつぶやいている。苦戦している探偵たちがいたり、メトロポリタンさんから「逮捕状の作成状況はいかがですか?」といリプが実はあがっていたり(^^

いろんなつぶやきがあるが、逮捕状提出締め切り後少しして「これから祝勝会」というつぶやきがあがったことにはびっくりした!
自分の推理によほどの自信がないとこのようなつぶやきはできない。一度でいいから自分の推理に自信を持ってみたいものだ。

果たして僕の推理はどこまで正しいのか。それともまったく的外れなのだろうか・・・
相変わらずな状態であるが逮捕状を提出し終えた以上、もう自分の推理を変えることはできない。
そこで思考を止め、一日の疲れを落とすようにシャワーを浴び、僕はつかの間の眠りについた。

推理があっていることを祈りながら・・・
 
最終話 解決編に続く。